無添加

ドッグフードに使用される保存料とは

ドッグフードはある程度の量が入っている袋で購入します。
小分けになっている物もありますが、真夏の蒸し暑い時期に常温で数日間置いておいても腐敗もせずカビも生えないのは、保存料を使用しているからです。
腐敗もせずカビも生えないのは安心できるように思えますが、それだけ添加物が多く含まれている証拠です。

カビすら生えない保存料と考えるとどれだけ体に負担をかけるか想像しやすいでしょう。
ドッグフードに使用される保存料は酸化防止剤というものですが、これは人の食品にも多く使われています。
1日や2日食べたからといって、即どうこうなるというわけではありませんが、特にドッグフードは犬の主食ですから、毎日食べる事になります。
1日あたりの量は少量でも、添加物は体に蓄積されるので、これが何年も続けば、塵も積もれば山となるで、体にも影響が出てくる事になります。

個体差もあるので全く動じない子もいますが、年を取ってから長年積み重なった物が一気に内臓に負担をかけ病気になるリスクはあります。
犬によっては酸化防止剤のような添加物にアレルギーを起こす事もあります。
人と同じように犬にとっても添加物の多い食事は良くありません。

まして犬は自分でドッグフードを選べませんから、飼い主が犬の健康を考え体に良いドッグフードを選ぶ事が大切なのです。
ただし酸化防止剤を使用したドッグフードを食べさせたからといって、すぐに病気になることはありません。

長年蓄積されると体に負担をかけますが、気づいてから無添加のドッグフードに切り替えればそれ以上添加物を増やす事もありません。
完全なる無添加ドッグフードというのも難しい部分はありますが、できるだけ体に優しい物を選んでください。

無添加ドッグフードのほとんどが、保存料は使用していません。
だからこそ無添加と表示できるのですが、中には原材料は無添加でも、加工の段階で添加物を使う事もあります。
表示義務に関しても使用量によっては表示しなくていい物もあります。
見極めは難しいですが、できるだけ安全性の高いドッグフードを選びましょう。